つまりながら話そうとすると吃音が改善した話【催眠心理療法(ヒプノセラピー】
逆の発想で吃音改善
吃音(きつおん)
話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。単に「滑らかに話せない(非流暢:ひりゅうちょう)」と言ってもいろいろな症状がありますが,吃音に特徴的な非流暢は、以下の3つのどれか1つ以上が見られることです。
- 音のくりかえし(連発)、例:「か、か、からす」
- 引き伸ばし(伸発)、例:「かーーらす」
- ことばを出せずに間があいてしまう(難発、ブロック)、例:「・・・・からす」
上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています(WHO)
吃音には発達性、神経学的疾患、心理的ストレスによって症状が出るのですが、マインド・クリエイトではあくまで心理的なサポートをさせて頂いております。これまで多くの方の相談を受けてきました。
吃音の相談を受けたとき、テスト的にもあることを必ずやります。それは「詰まりながら本を読んでもらう」ことです。「もっと詰まってください」「どんどん詰まってください」と煽りも入れながら。
「悩んでいる人になんて酷いことをするんだ!」
と思われるかもしれませんが、これは心理的な要因、思考的要因の度合いをテストするためでもあります。では実際どうなるのかと言うと、ほとんどの人が1ページの半分を読むまでに笑い出します。
「詰まることができないです(笑)」
吃音で悩んでいる人は、人と話をするときに「うまく話そう」「つまらないように話そう」とします。でもこれが言葉を詰まらせる一つの要因でもあるのです。「つまらないで話そうとすると逆につまってしまう」努力逆転の法則が働いてしまうからです。
とは言っても、実際に人と話す場面になると、いつものように「つまらないでおこう」という思考が働いてしまうものですが、この一つの解決方法を体験すると、話をするときの意識が変わっていくものです。
「言葉がつまることはあるけど、気持ちが楽になり話をすることが苦痛ではなくなりました」なんて報告をしてくれた方がいます。
本を読むときにつまってしまったらどうするの?
「あなたはつまることをコントロールできるのですね。ということは逆もコントロールできる可能性がありますね。」
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[…] 前回は「逆の発想で吃音が改善した話」でしたが、今回も吃音で悩んでいる人、またあがり症で悩んでいる人に効果が高いと言えます。 […]