マインド・クリエイトの催眠術の掛け方「初級編」「中級編」「上級編」

マインド・クリエイトの催眠術師養成スクールは、催眠術の習得はもちろんのこと、その先に催眠を人生・生活に生かす力を身に付けることを目標としています。
そして、自由自在に催眠を使いこなせるよう、自分自身で新しい催眠誘導を創り出せるよう、「創造する力を身に付ける」ことを大きなテーマとしています。
その為に、催眠術の掛け方を3つの視点から学んでもらっています。
ここでは、「初級編」「中級編」「上級編」として紹介していきます。

 

●「初級編」

この掛け方では、「初めて催眠術を体験する人に15分で幻覚を見せる」を目標にしています。
テレビで見るような催眠術を普通にできるようになります。

 

初級編では、まず形を覚えていきます。
本来、催眠誘導に決まった形はないのですが、基本的な技術や考え方を身に付けるために一定の形の誘導をしっかりと覚えてもらいます。
武道でも、まずは型を何度も繰り返して練習していきますが、型なくして実践で使えるようにはなりません。
人は必殺技的なものを求めてしまう傾向にありますが、必殺技というのは形を真似をすればできるというものではなく、型や基本があってのものです。

これは、催眠術でも全く同じです。
どんなに凄い技術であっても、形を真似しても意味がなく、基本があるからこその生かせる技術となります。
そういう意味でも、初級編は最も大事な掛け方となります。

野球に例えるなら、基礎体力をつける練習、基礎練習になります。
どれだけ一流のプロ選手であっても、ランニングやキャッチボールや素振りや基本練習は欠かさずに行っています。
それは、素晴らしいプレーをするためには欠かせない練習だからです。

私自身、初級編の掛け方を今でも欠かさずに練習しています。
やり始めた頃からずっとやってきて思うのは、いつまたっても「これで完成」とはならず、やればやるほど改善するところはありますし、まだまだ無駄な誘導をそぎ落とせるし、付け加える効果的な誘導があると感じています。
ですので、これからもずっと練習していくことでしょう。

 

初級編で覚えてもらう形はこちら。

 

興味・欲求・安心⇒被験性テスト⇒深化法⇒運動支配⇒感覚支配⇒記憶支配⇒覚醒

 

それぞれの流れで、様々な誘導法を身に付けてもらいます。
例えば、「興味・欲求・安心」を高めるための誘導は一つではありません。
いくつかの武器(誘導法)を持っておくことで、様々な被験者のタイプに対応できるようになります。

また、催眠術は、「何をするか?」ではなく「何のためにするか?」を考えて誘導することが重要となります。
ただ、決まった形を覚えるのではなく、「その誘導は何のために行うのか?」を考えながら誘導することが大切なのです。
そう意識して誘導していくことで、催眠誘導の本質を掴んでいきます。

最後にもう一度。
初級編の掛け方は、基本を身に付けるためにもとても重要です。
そして、基礎があるからこそ、中級・上級編の掛け方が生きるようになります。

●「中級編」

この掛け方では、「初めて催眠術を体験する人に3分で幻覚を見せる」を目標にしています。
スピードを求め、レベルの高い催眠術師を目指していきます。
そして、さらに大事なことは「催眠の本質を掴む」ことです。
催眠を日常に生かすための大事なステップでもあります。

 

中級編では、形ではなくポイントで考えていきます。
催眠術の掛け方を、次のように分けていきます。

 

●催眠状態を深める
●暗示を入れる
●催眠現象を起こす

 

基本的に、催眠状態が深まるほどに、暗示は入りやすくなり、催眠現象は起こりやすくなります。
基本的に、と書いたのは、必ずしもそうではないからです。
そして、催眠状態の深まりやすさと、暗示の入りやすさと、催眠現象の起こりやすさは、別に考える必要があります。
人それぞれ、どの能力が高いかは異なります。

簡単なことのように思えて、これらを理解することは、実は難しいのです。
私自身、自分なりに理解するまでに数年かかってしまいました。
また、このことを理解することは、自己催眠や催眠療法を身に付けて理解するためにも大事な部分となります。

三つのポイントに分けて考えて、それぞれに効果的な様々な誘導法や技術・テクニック、成功のポイントを学んでいきます。

 

中級編の掛け方をしっかりと身に付けた頃には、自分なりに催眠の本質を掴むことができるでしょう。
そして、いよいよその先は、自由自在に催眠誘導を行い、自分自身の催眠誘導を創造できるようになる、上級編に突入です。

●「上級編」

上級編では、形を手放していきます。

 

初級編では、まず形を覚えて身に付けていきます。
中級編では、ポイントで考えて催眠の本質を掴んでいきます。
しかし、まだ形を使った誘導であると言えるでしょう。

 

催眠術をやり続けているとこのように思えるようになります。

「何をやってもいいじゃない」
「その場で、被験者の反応に合わせて誘導すればいいじゃない」

この気づきを得ると、形を手放すことができ、自由自在に誘導することができるようになります。
そして、掛け方がこちらです。

 

刺激⇒反応⇒見極め(これを繰り返す)

 

被験者に何らかの刺激を与えて、その反応を観察して、そこから見極めをして次の刺激を与える。
とてもシンプルな考え方で誘導できるようになってもらいます。

 

マインド・クリエイトが目指しているのは、催眠を日常に生かすことです。
残念ながら、日常では「三つ数えるとあなたは〇〇になりますよ~」という催眠術をそのまま使えるわけではありません。
そもそも、催眠現象を起こす必要はありませんし、相手に催眠だと気づかれずに使っていく必要があります。
その為にも、上級編の掛け方が重要となります。

 

形を覚えて、催眠の本質を掴み、形を手放す。

 

3つの視点で催眠術の掛け方をしっかりと学び、人生・生活に催眠をどんどん使ってみてください。

 

 

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