今年一番面白かった漫画
私の知識のほとんどは漫画で得ている。
と言えるぐらい漫画を読んでいます(笑)
毎週というぐらいレンタルショップで10冊の漫画を借りていて、ネットの漫画もかなり見ているので、今年は1000冊分ぐらいは読んでいるかもしれません。
今年もたくさんの面白い漫画との出会いがありました。
キングダムは、最初はイマイチだと思ったけど、次第にハマり最新刊までイッキ読み。
僕だけがいない街は、ストーリーに引き込まれ、ドキドキしながら読めた漫画でした。
BLUE GIANTは、世界一のジャズプレーヤーを目指す主人公が成長していくストーリーですが、ジャズを全く知らなくても魅力が伝わる漫画です。
弱虫ペダルは、私がロードバイクに乗るキッカケとなった漫画。
他にもたくさん面白い漫画はありましたが、今年一番面白かった漫画はこれ!
●自殺島/白泉社
主人公のセイは、自殺未遂を繰り返しある島に送られる。
それが、「自殺島」である。
自殺未遂者が増えていくなかで税金を投入する額も増え、その他さまざまな影響を危惧した政府が自殺未遂常習者ばかりを自殺島に送り込む。
というより、国民IDを剥奪され、捨てられるのである。
この島は、法律もなにもなく、自由意志を迫られる。
自殺する者、支配しようとするもの、他人にすがろうとする者、協力して生きていこうとする者。
そして、心の弱い部分が剥き出しになり、さまざまな出来事が起こっていきます。
その中で、主人公のセイは成長してき「生きる意味」を理解していき、最後にはその答えを見つけることができるのです。
うろ覚えのところもありますが、だいたいこんな感じです。
最初は、サバイバル(さいとう・たかを)みたいな漫画かなと思っていました。
同世代でサバイバルが好きな人は多いと思いますが、サバイバルにはない、心の部分が大きく描かれています。
弱虫ペダルでもよかったのですが、この漫画を一番にした要因は終わりかたのキレイさです。
私の中では、しっくりきてベストな終わりかたでした。
まだ続きを見たいけど、納得の終わりかた。
このような感覚は、「ヒカルの碁」以来です。
面白い漫画はたくさんありますが、終わり方がイマイチの漫画もたくさんあります。
それまで面白かったのに、もったいないと思ってしまいます。
グロイ画が苦手な人にはお勧めしませんが、漫画好きの人にはぜひ見て欲しい作品です。
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