そうだ!催眠術、学ぼう。【その45】
【その45】習得すれば残る、習得しなければ消えていく
催眠術の習得は、よく自転車乗りに例えられます。
自転車は、一度しっかりと乗れるようになれば、乗らずに数年経ったとしても乗ることができます。
催眠術も基本的にこれと同じです。
一度しっかりと催眠術を習得しておけば、数年やらなかったとしても、ある程度は掛けることができます。
ただし、どちらにも言えることですが、感覚的なものはやはり時間が経過すると、取り戻すのに多少時間がかかります。
催眠術の場合であれば、誘導のリズムや間、暗示を入れるタイミングなどは、ちょっとやらなかっただけでも微妙にズレてしまうものです。
私の場合、仕事としてやっているので間が空くことはほとんどありませんが、一週間でも空けば自分の誘導に違和感を覚えます。
それだけ、感覚的なものは微妙なバランスで成り立っているものなのです。
多くの人は、習得に至らずに催眠術の学びを止めてしまいます。
習得の基準は曖昧ですが、当スクールでは「初めて催眠術を体験する人に15分で幻覚を見せる」としています。
これを、1度だけでなく、しっかりとできるようになることとしています。
言い換えれば、テレビで見るような催眠術を普通に掛けれるレベルになることです。
催眠術は、数時間の学びで掛けることができます。
これは、過去に何度も開催してきた「1日で催眠術満喫セミナー」でも証明されています。
初めて催眠術を学ぶ人であっても、その日の実践練習で8割以上の人が成功できているからです。
10人に1人ぐらいは、幻覚を見せる人もいます。
ただし、これは、一度成功しただけであって習得ではありません。
習得とは、先程も言ったように、それを何度も、普通にできるようになることです。
残念ながら、一度成功して満足はしたとしても、習得ではないのです。
結局、習得するためには、継続した学びと、積み重ねの実践練習が必要になります。
と言っても、それ程ハードルが高いわけではありません。
当スクールの考え方を理解し、掛け方を覚えれば、20人程度の実践練習である程度の習得レベルには到達できます。
そして、一度習得レベルまで達することができれば、それはあなたの技術として身に付いて、多少時間が空いたとしても掛けれることでしょう。
習得していなければ、それはただ学んだだけであって、時間が経過すれば忘れてしまいます。
【イベント・セミナー情報】
●2016年 3月19日(土) 「掛ける」と「解く」の催眠療法講座 残2席
●2016年 3月26日(土) トランス革命(自己催眠講座) 残2席