あなたの人生がますます良くなるトランス革命【その18】
【その18】緊張からの解放③
緊張からの解放、2つ目のポイント。
●緊張の捉え方、関係性を変える
人前で話をするときに緊張してしまう人にとっては、その感情は「悪」だと捉えているのかもしれません。
確かに、緊張は感じたくないものですし、不安や恐怖や気分の落ち込みなどのネガティブな感情も感じたくないものです。
しかし、それらのネガティブな感情を「悪」だと捉えることが、実はその感情を維持し、強化することになっているとしたらどうでしょうか?
「悪」だと捉えてしまうと、消そうとしたり、逃げようとしたり、感じないでおこうとしたり、見ないフリをしたりしてしまいます。
実は、このような思いや行為こそが、よりネガティブな感情に焦点を当ててしまっているのです。
例えば、あなたにとって大嫌いな人が同じ空間にいたとします。
おそらく、気にしないでおこう、視線に入らないようにしよう、とすることでしょう。
そうすると、ますます気になってしまい、その人のことを考えてしまうことでしょう。
誰でもこんな経験があると思いますが、残念ながら、これが人間の思考パターンなのです。
そもそも、緊張は悪いものなのでしょうか?
もし、緊張を感じることがなかったらどうなるでしょうか?
これは、逆に自分自身にとって危険なことです。
緊張があるからこそ、危険な場所に行っても自分の身を守ろうとしますし、緊張感があるからこそ相手に伝わることだってあるのです。
緊張感のないグダグダな話の方が、聞いている人にとっては苦痛にもなります。
そう考えると、良いものだとまで思わなくても、悪いものではない、ということが分かると思います。
そして、緊張をどのように捉えるかによって、緊張との関係性が変わり、緊張との付き合い方が変わっていくのです。
私自身、人前で話をするときは、直前まで極度に緊張してしまう方です。
でも、私はその緊張を悪いものだとは捉えていません。
「この緊張があるからこそ、緊張感を持って話をすることができ、人に自分の思いや考えを伝えることができる」と思っています。
ですから、緊張してもいい、のです。
私にとって緊張とは、最高のパートナーなのです。
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