そうだ!催眠術、学ぼう【その25】

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【その25】催眠術の掛かり方に相性はあるのか?

催眠術の掛かり方に相性はあるのでしょうか?

ハッキリ「ある」と言えるでしょう。
普段のコミュニケーションであっても、私たちはファーストコンタクトから「合う」「合わない」を無意識で判断しているように、催眠術を体験するときも、被験者はそれを無意識のうちに行っています。
それは、性別なのかもしれませんし、性格的なものなのかもしれませんし、見た目なのかもしれませんし、雰囲気なのかもしれません。
人によっては臭いで判断している人もいますし、人を色(オーラなど)で捉えて判断する人もいます。
例えば、「この人は緑だから安心できる」「この人は赤だからあまり好きになれない」というような感じです。

特に女性はハッキリとしていると思ってください。
当スクールには、催眠術にかかりやすい女性が多く在籍してきましたが、誰もがそう言っているのです。
ある程度、被験性が高ければ、相性うんぬん関係なく掛かることもありますが、それでも掛かり方に「良い」「悪い」を感じておられます。

最初の印象が悪いものであれば、それを取り戻すのは多少の時間がかかることでしょう。
だからこそ、催眠術師は初対面での印象を良くしていく必要があります。
特に清潔感や誠実さには注意することをお勧めします。

 

「相性があるなんて言われたら・・・」
と心の声が聞こえてきそうですが、技術やテクニックを高めることでクリアできることもあるのでご安心ください。

 

 

でも、それよりも大事なこと。

ある女性が言いました。
「楽しく催眠術に掛かっているときは、術師とダンスを踊っているような感じがする」と。

この言葉が何を意味するのか?

 

術師と被験者が世界観を共有してお互いが楽しんでいる、ということなのです。
術師が「さあ、掛かるんだ」と一方的に誘導するのではなく、「お互い楽しみましょうね」と誘導することなのです。

 

始めたての頃は、催眠術を掛けることが楽しくて楽しくてしかたかない、と多くの人が感じると思います。
そうすると、「掛けたい」という欲求が強くなってしまい、被験者のことを考えずに誘導してしまいやすくなります。
鼻息を荒くして誘導している人も、たくさん見てきました。

ただし、私はこれを悪いことだとは思っていません。
なぜなら、「掛けたい」という欲求があるからこそ、練習しようと思うからです。

 

でも、そのままやっていると、どこかで壁にぶち当たることでしょう。
そんな時は、「掛けたい」という欲求を持ちながらも、被験者に悟られないテクニックを身に付けてみてください。

 

催眠術
https://mindcreate.com/
催眠心理療法
http://saiminsinri.com/

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