見るだけでなく感じる催眠誘導

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先日、催眠塾の催眠術体験会に参加しました。
そこで大岩先生からこのように言われました。

「誘導のとき目を見ずに下の方を見ているんですね」

私はこの言葉に頭の中は「?」でいっぱい。
なぜなら、人と会話するときはガン見してしまう方で、あまりやると緊張する人もいるので、意図的にそらすようにしているほどだからです。
そんな私が目を見てないとは・・・?
これは、人に言われて初めて気づきました。
どうやらこれは、催眠誘導のときだけのようです。

 

なぜか?を考えてみると、一つの答えが出てきました。
それは、催眠誘導のときは被験者のすべての反応を感じとろうするからです。

催眠術において、被験者の反応を観察することはとても大切です。
特に、顔の表情からは多くの情報を得られ見極めがしやすく、その中でも目の反応は特に重要です。
だからこそ、「目を見ていない」と言われたことに驚いたのです。

おそらく以前は、「見る」を強く意識していたと思います。
しかし、いつからか「見る」だけでなく「感じる」を意識するようになりました。

被験者は、術師の刺激に対して様々な反応をします。
それは、目に見えるものもあれば、感じるものもあるのです。
雰囲気や空気感や温度感です。
さらには、被験者のちょっとした身体反応や言葉からも情報を得ることができます。
どんな些細な反応も見逃さないために「感じる」が必要だったのです。

 

「見る」だけでなく「感じる」ために、いつしか下の方を見るようになったのでしょう。

 

 

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