神秘と治癒の糸 催眠の歴史

 

催眠は時代とともに進化し、異なる文化で様々な形態を取りながら受け継がれて進化してきました。
現代では脳科学によってある程度は解明されていますが、昔は魔法のような現象に、術者への畏敬の念を感じずにはいられなかったでしょう。

「威光が催眠効果を高める」「信じる力が催眠効果を高める」と考えると、情報がない古代の方が催眠効果は圧倒的に高かったと思います。

 

1.古代の催眠

  • 古代エジプトでは、催眠状態が神託を受ける手段として使われていました。 神殿の祭司が特別な催眠的な状態に入り、神聖なメッセージを伝えられています。
  • ギリシャでも神託が行われ、神託を伝える祭司が催眠状態になることが一般的でした。

2.中世の奇跡的な治癒

  • 中世ヨーロッパでは、キリスト教の宗教的対話で催眠状態が利用され、奇跡的な治癒が報告された。
  • また、王のロイヤルタッチと呼ばれる治癒法も、催眠的な要素が含まれていたと言われています。

3. 18世紀の動きとメスメリズム

  • 18世紀には、フランツ・アントン・メスメルが「メスメリズム」と呼ばれる催眠法を導入しました。彼は動物磁気が人体に影響を与え、治癒につながっていきました。
  • メスメリズムはその後、アメリカに渡り、催眠術の基盤を築く一因となりました。

4. 19世紀の催眠術の普及

  • 19世紀には、ジェームズ・ブレイドやジェームズ・エスデイルガラが催眠を研究し、治療に応用しました。
  • シャルコー医師が催眠状態を科学的に研究し、催眠術を一般的な治療法として広める機会となりました。

5. 20世紀以降の発展

  • 20世紀に入って、エリクソンやエリスなどが催眠を心理療法に組み込み、心の問題を解決していきました。これにより、催眠は心理学や精神医学の当然として広く受け入れられました。
  • 現代では、催眠療法は心の問題の解決、ストレス緩和、禁煙、ダイエット、能力開発などの分野で有益な方法として利用されています。

 

ちなみに、日本では明治時代の1892年に行われた「催眠術取締法」の制定によって催眠が禁止されました。
公共の秩序や慣習が乱れるという恐れ、伝統的な宗教や信仰体系に影響を与えるという理由からです。
ところが催眠と言わずに同じようなことが行われていました。
中身は同じなのに看板が変わって、霊術(スピリチュアル)として発展していきました。

だからなのでしょうか?
他国に比べて日本の催眠は遅れているように感じます。

 

 

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