新たなスクールで進化した５つのこと
マインド・クリエイトの催眠術師養成スクールは、２月より新たなシステムとカリキュラムで再スタートしました。
これまで、１日の中で基礎・上級コースを受講できる形で自由参加にしていたので、どうしても学び方が分散してしまう所がありました。
しかし、新たなシステムでは、基礎・上級コースともに、２日間連続で行うようになったので、遠方の方にも通いやすくなり、より集中して学ぶことができるようになりました。
それだけでなく、他にもいくつかの点において、以前よりも進化しました。
確定的でないものもありますが、いくつかご紹介します。
① 短期と長期の学びができる
新たなシステムでは、短期と長期の長所を取り入れました。
何かの技術を習得するとき、短期的な学びと長期的な学びが大切です。
短期的な学びで一気に情報を入れることによって、土台を作りやすくなります。
特に、「やる」と決断して行動した最初に、この学びは効果的です。
気持ち（やる気）が高まっていて、何も分からない真っさらな状態で学ぶときは、どんな情報も逃さずに吸収しようと思うので集中力が増します。
初めて学ぶ内容で膨大な情報量ですが、深く理解するところまではいかなくても、すごい吸収量になることでしょう。
そして、一気に催眠術の全体像を知ることができるので、「もっと深く学びたい」「早く習得したい」という気持ちが高まり、それが次の行動のエネルギーにもなります。
しかし、短期的な学びだけでは、学んだに過ぎません。
それだけで終わってしまえば、学んだこともその内に忘れてしまい、意味がないものになってしまいます。
そこから習得する為には、より深く理解する為には、長期的な学びが必要となります。
また、同じ内容の講座を何度も受講することも大切です。
一度目では理解できないことでも、二度目だと理解できることがあります。
感じ方も変われば、見る視点、聞く視点も変わってくるものです。
「そんなこと分かっているよ」と思ってからが、本当の学びになるのかもしれません。
② 習得率・習得スピードのアップ
これは、まだ確定的なものではありませんが、①の進化によって「習得率」「習得スピード」も上がることでしょう。
2006年4月に催眠術師養成スクールを開校して早１０年。
当初は、１年で催眠術の習得を目標にしていました。
そこから経験を積み重ねて、少しずつ習得スピードは上がっていき、現在、ほとんどの人が３～６ヶ月で習得されています。
早ければいい、というものではありませんが、スピードを求めることは、スクールにとって大事なことだと思っています。
残念ながら、「習得率」に関しては、１０割ではありませんでした。
当スクールに定期的に通ってもらえれば、確実に習得できる、と自信を持っていますが、継続して通うことを止めてしまう人もいます。
カリキュラムが充実している場合、習得率はこの「継続」が大きく影響します。
そして、継続できるかどうか？を左右するのは、環境であると思っています。
求めるものを得られるのはもちろんのこと、何より楽しみながら学べる環境があるからこそ、継続することができます。
人の気持ち（やる気）は変化するものです。
気持ち（やる気）を継続させ、上げていくこともスクールにとって大事な役割です。
新システムによって、さらに環境も良くなりました。
今後は、「習得率」「習得スピード」を新たな目標として活動していきます。
③ 練習量のアップ
これは、新システムでやってみて分かったことです。
２日間連続でやることによって、効率よくカリキュラムを進められるようになりました。
その分、練習時間を増やすことができるようになりました。
解説だけを聞いても催眠術はうまくなりません。
繰り返しの練習なくして習得はありません。
できるようになるまで、徹底的に練習をしてもらいます。
さらに、実践練習ができる環境もどんどん作っていきます。
スクール生同士の練習も大切ですが、初めて催眠術を体験する人への実践練習なくして習得はできません。
今後もマインド・クリエイトは、練習環境も含めたスクールを追求していきます。
④ 創造する力を身に付ける
新たなシステムにしようと思ったとき、新たにテーマとして掲げたのが「創造する力を身に付ける」です。
長年スクールをやってきて感じたのは、人それぞれ求めるものが違うということです。
催眠術の習得の先に、何に生かしたいか？が違うのです。
当スクールに関して言えば、エンターティナーとして催眠術師を目指す人よりも、「人生・生活に生かしたい」という人が圧倒的に多いのです。
催眠術を習得することは、それだけでも素晴らしいことなのですが、残念ながら、そのまま日常で使えるわけではありません。
セールスに使おうとしても、「三つ数えるとあなたはこの商品が欲しくてたまらなくなります」とは使えないのです。
催眠術を人生・生活に生かそうとするなら、エンターテインメントの催眠術を落とし込んで理解していくことが必要です。
これまでも、催眠術を日常に生かせるようにカリキュラムを作ってきましたが、新たに明確なテーマとしたので、カリキュラムを作り直しました。
⑤ 三つの視点で身に付く催眠誘導
当スクールでは、三つの視点で催眠誘導を学んで頂きます。
「初級」「中級」「上級」の三つに分けました。
これは、④で挙げた「創造する力を身に付ける」ために、新たに取り入れました。
初級では、まず形ある誘導を学びます。
本来、催眠誘導に決まった流れはありませんが、まずはしっかりと習得する為に形を身に付けていきます。
中級では、形ではなくポイントに分けて学びます。
催眠術の掛け方を、三つのポイントに分けて、それぞれに必要なテクニックを身に付けていきます。
上級では、形を手放していき、シンプルな考え方で学びます。
その場に合わせて、被験者に合わせて、自由自在に誘導できるようになります。
形を身に付けて、形を手放していく。
上級の催眠誘導ができるようになれば、日常でいくらでも催眠を生かせるようになります。
以上、簡単な説明でしたが、新たなスクールで進化したところをご紹介しました。
もちろん、今後もますます進化していけるよう活動していきます。
今週末は、いよいよ「スパルタ催眠術合宿（琵琶湖）」です。
普段のスクールより練習量を増やして、ビシバシいきますよ～
まだ、席がありますので、本気で催眠術を習得したい方は勇気を出して参加してください。
【参加される方へ】
私は、前日（３月４日）入りします。
もし、前日から来れるという方は、前日から泊まってゆっくりしてください。
【イベント・セミナー情報】
●2016年 3月5日、6日 スパルタ催眠術合宿【琵琶湖】 残２席
●2016年 3月19日（土） 「掛ける」と「解く」の催眠療法講座 残２席
●2016年 3月26日（土） トランス革命（自己催眠講座） 残３席
