催眠術と催眠療法の違い(催眠の力)

2025年から新たなにスタートするイベント「催眠の力」は、メインテーマを「催眠術」と「催眠療法」を交互にして、2ヶ月に1度、開催いたします。

自分の目的に合わせてイベントに参加していただけるよう、「催眠術」と「催眠療法」の違いを解説していきます。
※催眠術の定義は曖昧なところがありますが、ここではテレビで観る魔法のような現象を起こす催眠、としておきます。

催眠術と催眠療法はどちらも「催眠」を活用しますが、その目的や考え方や誘導法、応用範囲が異なります。

催眠術とは?

催眠術は主にエンターテインメントの一環として使われる技法で、テレビやステージショーなどで見られます。催眠状態に入った被験者は、暗示に従ってさまざまな行動を取ることがあります。ただし、被験者の意思に反する行動を強制することはできません。

催眠療法(ヒプノセラピー)とは?

催眠療法は、心理療法の一種で、心身の問題を改善するために催眠を利用します。催眠状態を深めて暗示を入れることは催眠術と同じですが魔法のような現象を起こす必要はありません。

 

①目的
一番の違いは目的です。
催眠術の目的は、不思議で魔法のような現象を起こすこと。言い換えればエンターテインメントです。
催眠療法の目的は、心の悩みや症状を改善解決すること。
目的が違うからこそ、考え方も誘導法も違うのは当然のことです。

②誘導対象者
催眠術では現象が起こらないと、なんら面白くありません。1対1で誘導することもありますが、ショーという視点で考えると、被験性が高い人(かかりやすい人)を選んで誘導することが大事です。
一方、催眠療法の場合は、クライエントの相談内容で受けるかどうかを選択することはありますが、被験性の高さで選ぶことはできません。

③時間
誘導時間も大きな違いです。
催眠術では、短時間で一気に催眠状態を深めることを求められます。
当スクールでは、基礎の習得の基準が「初めて催眠術を体験する人に15分で幻覚を見せる」、上級コースでは3分となっています。
催眠療法では、ゆっくり時間をかけて催眠状態を深める誘導をするセラピストが多いです。

④誘導のポイント
なぜ催眠術は、短時間で一気に催眠状態を深められるのか?の答えになりますが、それは緊張とリラックスを利用しているからです。
催眠療法では、リラックスをメインに長時間誘導しますが、催眠術の技術を使えば時間を短縮することができるでしょう。

⑤催眠深度
これは個人的な意見ではありますが、催眠術は可能な限り深く、催眠療法は中程度まで深められたらよいです。
催眠術の場合、深度によって起こる現象が変わります。
特に幻覚を見せる場合は、被験者にとって最も深い催眠状態まで深める必要があります。
催眠療法の場合は、現象を起こす必要はなく暗示が入ればいいので、中程度でよいと考えます。
さらに言えば、私が行っている催眠療法では、深度すら必要がないやり方です。

 

まとめ

どちらも催眠状態を活用しますが、その目的や方法が大きく異なります。
でも違いはあっても、根っこの部分で繋がっています。
催眠術と催眠療法の知識と誘導を融合させることで、自分の催眠を創造することができるでしょう。

まずは自分の目的に合わせて、どちらを入り口にするか決めてみてください。

 

 

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