催眠療法(ヒプノセラピー)で催眠誘導の効果が高まるとき、自己催眠も
マインド・クリエイトの催眠心理療法では、様々な心理療法を取り入れて、三つの段階でセラピーを行っています。
●一段階 「かける」催眠療法
一般的に行われている催眠誘導をメインとしたやり方です。
催眠状態を深めて、潜在意識へ良い暗示を入れることで、悩みが改善します。
●二段階 「解く」催眠療法
そもそも心の悩みは「自分に悪い催眠をかけている」と捉えて、悪い催眠を解くことができれば、悩みが改善していくという考え方です。
●三段階 「心の」催眠療法
さらに深いところでは、「心のあり方」が心の悩みに影響を与えています。
「心のあり方」を変えていくことで、根っこから変化が起こり悩みが改善していきます。
さらに詳しい内容はこちらをご覧ください。
どの考え方・やり方が「良い」「優れている」というものではありません。
クライエントにとっては心の悩みを解決することが目的ですので、改善すれば何でもいいのです。
「かける」催眠療法だけで、驚くほどに良い変化が起こる方もおられます。
しかしながら、催眠誘導をメインとしたセラピーでは、うまくいかないケースも多く、試行錯誤しながら、今の考え方・やり方にたどり着きました。
それだけ人間の心は複雑だということです。
それでは、今回の本題「催眠療法で催眠誘導の効果が高まるとき」についてお話しましょう。
自己催眠にも通じる内容ですので、理解を深めてさらに効果が高めてください。
結論から言うと、「プラスのエネルギー」と「マイナスエネルギー」の力関係にあります。
マイナスよりプラスのエネルギーの方が強ければ、催眠誘導の効果が高まります。
プラスよりマイナスのエネルギーの方が強ければ、催眠誘導の効果が低くなります。
催眠誘導でプラスの暗示を入れたとしても、マイナスのエネルギーの方が強ければ、その力に押し戻されてしまうことがあります。
だからこそセラピーでは、この「マイナスのエネルギー」をより小さくしていくことが重要となります。
「マイナスのエネルギー」とは?
・心の悩みを生み出している「思考パターン」
・心の悩みを生み出している「行動パターン」
・ネガティブな感情との関わり方
等があります。
心の悩みを抱えているとき、何か見えない力によって前進することを抑え込まれていると感じるのであれば、これらの「マイナスのエネルギー」が働いていると思っていいでしょう。
プラスよりマイナスのエネルギーの方が強ければ、催眠誘導の効果が低くなります。
だからこそ、催眠療法において催眠誘導の効果を高めるためには、このマイナスのエネルギーと向き合い、正体を知り、変えていくことで、マイナスのエネルギーが小さくなっていき、催眠誘導の効果を高めることができるのです。
心の悩みを根本的に解決するためには、自分の嫌な部分と向き合うことも必要となります。
もし、催眠療法だけでなく、その他のセラピーで改善しないのであれば、自分自身に働いている「マイナスのエネルギー」と向き合う必要があるのかもしれません。
「魔法を求めると魔法は離れていき、魔法を手放せば魔法のような効果が生まれる」
私が長年セラピーを行ってきて生まれた言葉です。
●催眠心理療法(ヒプノセラピー)
https://mindcreate.com/hypnotherapy/