催眠療法士への道
催眠療法（ヒプノセラピー）の認知度・ニーズは年々高まっています。
実際、私のところにも多くの方が相談に来られます。
実は、過去に１度、催眠療法ブームがありました。
ちょうど「ワイス博士の前世療法」関連の書籍が爆発的に売れてからのことです。
スピリチュアルブームと同時期に、催眠療法を始める人が一気に増えました。
この時は、前世退行やインナーチャイルド（子供の頃の記憶に戻り、子供の時の心を癒すことによって現在の悩みが解決していく、というやり方）をメインにしている所が多かったです。
ここ数年、第2次催眠療法ブームが来ているように感じます。
大きな変化としては、以前なら心療内科や他の民間療法を受けてから相談に来られる人がほとんどでしたが、いきなり催眠療法を受ける人が増えてきました。
現在では、８割ぐらいがそのような人です。
ただ、以前のブームとは違い、スピリチュアル色ではないものを求められている傾向があるように思います。
これは、催眠への理解が深まり、これまでのエンターテインメント性の強い催眠術の枠を超えて、催眠への興味が高まったからではないかと推測しています。
メンタリストのDaigo氏が、「催眠」というキーワードをテレビで使ってくれたこともあるでしょう。
要は、催眠＝怪しい・操られる、から少しずつでも良いイメージに変わってきたのです。
その為か、当スクールにも催眠療法士を目指す受講生が増えてきています。
これは、とても嬉しいことではありますが、ハッキリとお伝えしておきたいと思います。
「あまり気軽に催眠療法士にならない方がいいですよ」
実際、セラピーの現場のプレッシャーは半端なものではありません。
じっくりと話を聞きながら、問題を解決するためのヒントや答えを一緒に見つけていき、解決方法を提案していく。
これを同時に行わなければいけないのです。
催眠療法の場合は、これに催眠誘導をすることによって、より効果を高めていく必要があるのです。
その為にも、集中力を高めてセラピーを行うことが必要となります。
だからこそ、私の場合、1日に最大2名までしか受付をしていません。
このような覚悟なければ、あまりお勧めはしません。
でも、催眠療法士を目指していない人にも、催眠療法を学んで欲しいと思っています。
なぜなら、この学びはセラピーだけに限らず、日常にも生かすことができるからです。
●コミュニケーション力を高める
●部下を育てる
●大切な人の力になる
このような生かし方もあるのです。
ですから、多くの方に学んで欲しいと思っています。
今年最後の催眠療法士養成講座を開催します。
●2016年10月15日（土） 催眠療法士養成講座「基礎コース」
この講座の特徴は大きく二つあります。
●セラピー全体の流れを教えている
●ショー催眠の要素を取り入れている
私が最初に催眠の世界に足を踏み入れたのは、催眠療法でした。
1年程スクールに通いましたが、ほとんど理解できず、どうすればいいのかも分かりませんでした。
このままでは学んだ意味がない、と思い選択したのがショー的な催眠術の学びでした。
テレビで見る魔法のような催眠術のことです。
私はこの世界で、催眠術を習得して、催眠の本質を掴むことができました。
そこから、新たに数ヶ所で催眠療法を学びました。
しかし、それでもどうすればいいのかが分かりませんでした。
ただ、ここで何が足りないのかが理解できました。
それは、催眠の理論が多く、部分的に説明されるだけで、セラピー全体の流れが分からなかったのです。
私は、催眠術の魅力にとりつかれて2006年に催眠術を教えるスクールを立ち上げました。
そして、その2年後、催眠療法を始めました。
このような経験から、私が行う催眠療法士養成講座では、この二つの特徴を取り入れました。
●セラピー全体の流れを教える
●より効果を高めるためにショー催眠の要素を取り入れる
特に、催眠術師として活動してきた経験を取り入れています。
催眠術と催眠療法は、目的が違い誘導法が異なります。
でも、催眠術での興味を引くテクニックや、短時間で被験者を最も深い催眠状態へと誘導する技術は、催眠療法にも十二分に生かすことができます。
他にはないオリジナルの催眠療法士養成講座です。
●2016年10月15日（土） 催眠療法士養成講座「基礎コース」
日常生活でも様々な生かし方ができますので、催眠療法士を目指していない方もぜひ学んでみてください。
催眠術の習得から生かし方まで学べる！
【イベント・セミナー情報】
●2016年 10月 8日（土） 第62回 1日で催眠術満喫セミナー
●2016年10月22日（土） 催眠術＋記憶術 よくばり体験会
●2016年10月26日（水） 水曜日の催眠術勉強会
