依存症の恐ろしさ

 

現代社会のすべての人と言っていいほど、何かに依存しています。
「私は依存していない」と言う人ほど危険だと思ってください。
なぜなら依存している自分に気が付いていないから。
気付かなければ、ますます依存の沼にハマってしまいます。

「スマホ依存」は、多くの人がかかっていることでしょう。
気が付いたらスマホを見ている、スマホがないと落ち着かない、1日数時間は見ている、なんてことがあるなら、間違いなく依存していることになります。
そういう私も「スマホ依存」です。

 

【依存症とは?】

特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になること。アルコール、薬物、ギャンブル等がありますが、人や物に依存することもあります。

 

以前のブログでも書きましたが、私は「パチンコ依存症」でした。
今だから言えますが、高校1年生からパチンコを始めて、20代後半までどっぷりハマっていました。
失ったお金は数百万円。
高級車が買える金額です。

自分が依存症だったことに気づいたのは30歳を超えてからです。
催眠の世界に出会って、催眠の本質を知ってからのことです。

 

依存症になるとどうなるのか?

私の場合は「パチンコ依存症」だったのですが、本気で「自分だけは勝てる」と思っていました。
基準がパチンコで、何か欲しいものがあったら「パチンコに買ったら買う」「負けたら買わない」という選択をしていました。

頭の中に少しでも「今日はパチンコに行こうかな?」と沸いてきた日は、ほぼ行ってしまいます。
いくら「やっぱりお金がないから今日は止めておこう」と思ったとしても、ソワソワしてきて結局は行ってしまうのです。
「今日は勝てる!」と根拠もないプラス思考になってしまうものです。
当時は、負けも大きいですが、1日で10万円20万円勝てる時代でした。

 

日本はギャンブルがはびこる恐ろしい国です。
日本全国、都会の一等地から、駅前、市街地まで、いたるところにパチンコ屋があります。
さらには、競馬、競艇、宝くじの公営ギャンブルがあるのですから。
これほどギャンブルにオープンな国は他にはありません。

「カジノに反対する前にパチンコ屋をどうにかした方がいい」というのがパチンコ依存症の自分からの意見です。
でもそんな議論は起こりません。
どうやら「パチンコ議連」なんてものがあるらしく、一部の政治家とパチンコ屋、さらに警察までが結託しているからです。
そもそも、三点方式というやり方でグレーになっていますが、個人的にはアウトだと思っています。
最近は「宗教と政治」について取り沙汰されていますが、投票数と個人の利益を求めた日本の政治家の闇は深いと感じます。

 

依存症の恐怖とは?

私は「パチンコ依存症だった」と過去形で書いたのですが、実は本当に治っているかというと自信がありません。
それは今でもパチンコ屋に行ってしまうからです。
レイトは当時の10分の1で、勝っても負けても数千円なのですが、当時の当たりの感覚を求めしまうのです。

過去に脳に刻まれた快感を今でも求めてしまうのです。

そう考えると、依存症というのは本当に恐ろしいと感じます。
自分の意識よりも、脳で覚えた快楽を求めてしまうのですから。

 

何かに依存している現代社会。
依存することがダメなのではなく、依存していることに気づかないことが恐ろしいことなのです。

私はまだ「パチンコ依存症」なのかもしれません。
それでも自分で、ある程度コントロールすることができています。
それは自分の弱い部分も受け入れているから。

「自分だけは大丈夫」
自意識過剰な自分がいるなら要注意なのかもしれません。

 

 

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