それじゃあ無理だよ

 

先日の蒸し暑い日のこと。

ある店の前を通ったとき、店員が「うちわ どうですか?」と声をかけてきた。

暑かったのであればいいが、全く受け取る気がしなかった。

おそらく、いくら声をかけても、あのやり方ならほとんど誰も受け取らないだろう。

 

2Ⅿ以上離れたところから声をかけられたし、

いかにも販促で残ったもので、

他に客がいないから上司にやらされている感。

やる気も笑顔も一切なし。

 

ダメ押しは「うちわ どうですか?」という声のかけかた。

こう言われると、人は一瞬で「Yes」か「No」で判断をしてしまう。

このような状況だと、なおさら「No」と判断する。

 

 

これは実際にあったことで、面白いと思ったのでブログの題材にしました。
同じことをしていても、人によって結果は変わります。
チラシ配りやティッシュ配りでも、なぜか受け取ってしまうことってありますよね。
どうせ同じ時間やるなら結果を出した方がいいですし、楽しく仕事ができます。

 

今回はたった数秒のやり取りですが、ちょっとアプローチを変えるだけで、大きく結果が変わることでしょう。

 

2~3M離れたところから笑顔で近づいていって

「今日は蒸し暑い日ですね~」と言いながら、

相手に見えるようにうちわを持っていき、

「良かったら、うちわどうぞ!」と、

間を空けずに、多少強引に相手の手に渡す。

 

 

たったこれだけで、受け取る割合が大きく変わることでしょう。
やっていることはシンプルでありながら、いくつかの心理テクニックを使っています。

 

・笑顔で親近感を与える

・「蒸し暑い」という事実を投げかけて、相手から「Yes」を引き出す

・すかさず渡すことによって相手に考える間を与えない、混乱させる

・最初に「Yes」を引き出しているので、次の要求を受け入れやすくなる

 

たった数秒。
でも、どのようにアプローチするかで変わるのです。
それよりも、やる気がないのは敏感に相手は感じ取りますよ。

 

 

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