そうだ！催眠術、学ぼう【その７】

基本的に、１０歳前後をピークに年齢を重ねるごとにかかりにくくなっていくと言われています。

子供の頃は、何かに熱中しやすく、催眠状態に入りやすいと言えます。

そして、子供は素直です。

人の言葉を素直に受け入れて、信じやすいので、暗示も受け入れやすいと言えるでしょう。

これが、絶対的に信頼している親であれば、なおさらでしょう。

催眠術がかかりにくくなる要素はいくつかありますが、その中の一つに「抵抗」があります。

催眠状態が深まりやすい人であっても、この抵抗があれば一気に催眠術はかかりにくくなってしまいます。

年齢を重ねるごとに催眠術にかかりにくくなっていくのは、抵抗が強くなっていくことが大きな要因の一つです。

社会人になれば、なおさら自分の身を守るために、さまざまな知識を身に付け、物事を客観的に見るようになります。

子供の場合は、この抵抗が小さいのでかかりやすいと言えますが、そう単純な話でもありません。

催眠誘導の言葉をどれだけ理解できるか？も大事なポイントだからです。

催眠術では、暗示を与える他にも、動きを指示したりすることもあります。

この時、どれだけ体験している本人が理解しているかも、かかるためのポイントとなります。

そう考えると、ある程度、言葉の理解が深まる中学生か高校生ぐらいが、

テレビで見るような催眠術に一番かかりやすい年齢なのかもしれません。