そうだ!催眠術、学ぼう【その5】
【その5】催眠術と催眠療法の違い
催眠術と催眠療法、この二つは、よく同じものとして捉えられています。
テレビで、水がお酒に変わったり、音楽がなると踊りだす、というような魔法のような現象を見ているので、
自分自身に解決したい悩みがあると、「私も催眠術で魔法のように悩みを改善できるのでは?」と誤解を生んでしまうのでしょう。
しかし、残念ながら心の悩みというのは、「あなたは○○になりますよ~」と催眠術をかけ て、
魔法のように解決できるものではありません。
催眠術と催眠療法の一番の違いは目的です。
催眠術は、エンターテイメント性が強く、おもしろおかしい催眠現象を起こすことが目的だとすると、
催眠療法は、心の悩みや問題の解決が目的となります。
また、催眠術は、さまざまな催眠現象を起こしていきますが、催眠療法においては、催眠現象が起きる必要はありません。
水がお酒に変わったり、音楽がなると踊りだしたりする必要はないのです。
大事なのは、心の悩みや問題が解決の方向へと向かい、自分にとって良い方向へと向かうように暗示が入ればいいのです。
催眠術にかかることと、暗示にかかることは違うのです。
【イベント情報】
●2015年10月24日 そうだ!催眠術、学ぼう。【京都】 残10席