あなたは催眠術にかかりやすいと思いますか？

催眠術にかかるとは？

「催眠術にかかる」という基準は曖昧であり人によって違います。
「なんだか頭がボーっとして気持ち良かったです」という反応で「かかっている」とする人もいます。
ここでの「催眠術にかかる」は、テレビで見るような催眠現象が起こること、としておきます。

テレビで見るような催眠現象をいくつか挙げると、

【運動支配】
・手が開かない
・椅子から立てない
・声が出ない
・テーブルから手が離れない
・身体が動かない

【感覚支配】
・笑いが止まらない
・頭を触られると腹が立つ
・身体の感覚が敏感になる
・身体の感覚が鈍感になる
・水がお酒になる
・目の前の人が好きになる

【記憶支配】
・名前を忘れる
・犬になる、鳥になる
・時間が止まる
・目の前に会いたい人が現れる
・幽体離脱

などがあります。
その他にも無数の催眠現象があると思ってください。

基本的に催眠術にかかりやすい人ほど、【運動支配】⇒【感覚支配】⇒【記憶支配】、の現象が起こりやすくなります。
基本的にと書いたのは、必ずしもそうではないからです。

「催眠術のかかりやすさ」簡単テスト

当スクールでは、催眠術のかかりやすさを「会話編」と「誘導編」の二つの視点からお伝えしています。

「会話編」とは、誘導前の何気ない会話の中から見極めていく方法。
「誘導編」とは、初期の誘導で被験者の反応を見て見極めていく方法。

催眠術のかかりやすさは、事前にある程度分かるものでありますし、とは言っても実際に誘導してみないと分からないので、どちらの知っておく必要があります。

今回紹介するのは「会話編」です。

まずは以下の質問に当てはまる項目をチェックしてください。
こちらは長年修整をしながら作ってきた最新版です。

①幽霊を見たことがある、感じたことがある
②何度か金縛りにかかったことがある
③目を閉じてイメージしたとき映像化できる
④人の話は素直に聞く
⑤物事に集中しやすい
⑥お酒で記憶が飛んだことがある
⑦イメージを形にする仕事や趣味がある（芸術、音楽、イラスト、美容、演劇など）
⑧オープンに感情を出せる
⑨方向音痴である
⑩車の運転がヘタ（よくぶつける）

それでは点数を付けていきましょう。
①だけ2点、それ以外は1点として、合計点を出してください。
最高点は11点となります。

8点以上の方は、催眠術にかかりやすい可能性大です。
4点～7点の方も、催眠術にかかりやすい可能性があります。
それ以下の点数であっても諦める必要はありません。
催眠術はやってみないと分からないからです。

このチェックリストは、催眠術師にとっても利用することができます。
なぜなら、事前の会話でこれらの情報を得ることができれば、誘導前にある程度のかかりやすさが分かるからです。