「パシリ」と「セクハラ」は同じだった
くだらない事を考えるのが好きなわたし。
今回もそんなお話。
クラブ帰りの集団がいました。
先輩らしき人物が後輩らしき人物に「〇〇買ってきて」と命令していました。
後輩は「はい、分かりました」とお店に走っていきました。
体育会系らしいパシリの光景だと思いました。
ふと、自分が買い物を頼んでいるのはどうなの?と思いました。
あれってパシリをさせていたの?
ガソリンスタンドでバイトをしていたとき、社員によくコンビニに買い物を頼まれていました。
ある人は「お前も何か好きなの買ってこい」と言ってお金を渡されました。
別に嫌な気分にもならず「ラッキー」と思っていました。
ある人はセコくて、買い物だけ行かされました。
面倒くさいと思っていたし、その人が好きではありませんでした。
ある人は「行ってきましょうか?」と私からすすんで買いに行きました。
見返りを求めていたのではなく、その人には車の購入から手続きでお世話になっていたし、バイト終わりによく飯を奢ってもらっていたので、何かお返しをしたいと思っていました。
色んな遊びも教えてもらい、その人のことが好きでした。
パシリの基準って曖昧ですが、私の中では二人目の社員だけがパシリでした。
私もたまに人に買い物を頼むときがあります。
相手から「私が行きますよ」と言ってくれるときもあれば、手が空かなくて私の方からお願いをするときがあります。
そう考えると、自分ではそう思ってなくても「パシリをさせられている」と思われていることもあるのかな?と思いました。
考えてみると、セクハラも同じようなものです。
セクハラかどうかは「何をされるかではなく誰にされるか」です。
同じ行為であっても、受け取る人の感情は誰にされたかによって変わります。
どんな些細な言葉でも小さな行為でも、本人がネガティブに感じたらセクハラになります。
「今日もキレイだね」という一言でも、本人が「嬉しい」と思えば人を幸せにする言葉、「このクソオヤジ!キモイ!!」と思われたらセクハラなのです。
買い物も誰に頼まれるか、どのように頼まれるかによって、パシリかどうかが変わります。
さすがに嫌われてはいないと思いますが、今後は気を付けようと思いました。
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