「掛ける」と「解く」の催眠療法
催眠を「掛ける」というやり方に、
悪い催眠を「解く」という考え方を取り入れた催眠療法
被験性・被暗示性に頼らない、
根本的な解決を目指した催眠療法
※基礎コースで「掛ける」催眠療法、
上級コースで「解く」催眠療法(個別)を学びます。
「掛ける」と「解く」の催眠療法とは?
催眠療法士としてセラピーを行う人にとって、必ずと言っていいほどぶち当たる壁。
それは、被験性・被暗示性に頼った催眠療法です。
被験性とは、催眠の深まりやすさ。
被暗示性とは、暗示の入りやすさ。
としておきます。
これらは、元々の能力による要素が大きく、また環境によって変化していくものでもあります。
確かに、それらが高いクライエントであれば、より効果的にセラピーを行えることでしょう。
しかし、必ずしも高い人が来談されるわけではありません。
というより、セラピーにおいては、抵抗が強くなるケースもあり、誘導が難しくなることもあります。
被験性・被暗示性に頼ったやり方では、限界があるのです。
そこで辿り着いた一つの方法が、「解く」という考え方です。
心の悩みがあるということは、自分自身に「悪い催眠」を掛けている、と捉えて、ならば、その「悪い催眠」を解いていけば、問題は解決していく、という考え方です。
この考え方であれば、被験性・被暗示性に頼る必要はありません。
もうすでに、催眠に掛かっているのですから、掛かる能力があるということであり、どのようにして掛かったのか?を分析していけば、解くこともできるのです。
そして、それは問題の根本的な解決となります。
この考え方を取り入れて、その技術を身に付ければ、多くの相談に対応できるようになります。その為にも、基礎コースで学ぶ内容はとても重要です。
催眠術を学ぶ意義
「催眠術」と「催眠療法」の大きな違いは目的です。
催眠術はエンターテインメント性が強く、様々な現象を起こしていく。
催眠療法は心の悩みを改善・解決していく。
催眠療法士の多くは、あの魔法のような催眠術の技術を身に付けていません。
私は催眠療法士こそショー的な催眠術を学び身に付けておくことをお勧めしています。
その理由はいくつかあります。
●違う視点を持つことができる
●短時間でより深める誘導法が身に付く
●催眠現象を起こすことで信用してもらえる
そして、一番大切なことがあります。
●催眠(言葉)の力を信じることができる
自分が行っている催眠療法に自信を持てない、という相談を受けることがあります。
リラクゼーション誘導やイメージ誘導をして効果があるかどうか自信を持てないのです。
催眠術は言葉だけで幻覚をも見せることができる技術です。
これは、「人はいかに言葉に影響を受けているか」という証拠でもあります。
この技術を身に付けることで、催眠の力を信じることができるようになります。
催眠(言葉)の力を信じることで、セラピー中に発する言葉、誘導に言霊がやどります。
そうすると、催眠のかかり方、催眠の深まりやすし、セラピーの効果が変わってくるのです。
さらに詳しい内容はこちら
催眠術を最短で習得できるスパルタ催眠術スクール「基礎」
【毎月定期開催】
2019年3月16日、3月17日
2019年4月13日、4月14日
詳しくはこちらをご覧ください。
同時申込みで2万円割引中!
●基礎コース 「掛ける」催眠療法
基礎コースでは、催眠療法の基本的なやり方をしっかりと身に付けていきます。
この講座は、セラピーで使うことはもちろんのこと、日常でも十分活用することができます。講座で身に付けた知識と技術を、自分自身やあなたの大切な人のためにも使ってみてください。
※上級コースについては「申込みフォーム」より下をご覧ください
開催日時 |
2019年4月6日(土)12:00~20:00(受付11:45~) |
---|---|
場所 | マインド・クリエイト事務所(京都本校) |
料金 |
一般:5万円 個別コース:8万円 ※一般社団法人日本催眠心理協会 認定(修了証) 【特典】 セラピーの本質が学べる! |
定員 |
6名様 |
講師 |
中井英史 |
申込み |
メール(名前・電話番号)又は申込みフォームから |
●講座の特徴
実践的な流れを学べる
一番の特徴は、実践的な流れを学べることです。「催眠療法の講座を受講したけど、結局どうすればいいのか分からなかった」このような声を多く聞いてきました。私自身が受講したときもそうでしたが、これは理論などの説明が多く、部分的に学ぶ内容になっているからです。どうすればいいのか?を知るためには、全体像を知る必要があります。この講座では、書籍で知ることのできる内容はできる限り省き、実践的な内容でセラピー全体の流れを学んでいきます。しっかりと身に付けられるよう、練習時間を多くとっています。
低料金で継続して学べる
この講座の目的は、学ぶことではありません。学んだことを実際に使えるようになることが目的です。初回の料金もお安く設定していますが、2回目以降を受講される方には、さらに格安の料金設定になっています。納得いくまで何度でも受講してください。
催眠術の考え方を取り入れている
催眠療法と催眠術は目的が違いますし誘導も違います。もしかしたら、催眠療法を行うときに催眠術は必要ない、と思われるかもしれませんがそうではありません。催眠術は、短時間で深い催眠状態へ誘導する技術を必要とします。この技術は催眠療法においても生かすことができます。また、クライエントが催眠の力を信じることによってセラピーの効果は高まります。セラピー後の「私は本当に催眠に掛かっていたのでしょうか?」というクライエントの感想も、何か一つ分かりやすい催眠現象を起こすことで解消しやすくなります。この講座では、よりセラピーを効果的にするための催眠術の考え方や技術を取り入れています。
マインド・クリエイトでは、催眠療法士こそ催眠術を学ぶことをお勧めしています。それは、催眠の本質を掴みやすいということと、違う視点を持ってセラピーを行うことができるからです。催眠術ができる催眠療法士として信頼度も高まることでしょう。
●内容・テキスト
■催眠術と催眠療法の違いと共通点
■セラピーのポイントと注意点と心構え
■初期面談
・クライエントの緊張をほぐす
・催眠療法の説明(方向性や方針を明確に)
■傾聴①
・クライエントの心を開く話の聴き方
■催眠誘導
・抵抗を取り除く
・被験性の見極め
・海の深化法、分割弛緩法
・より催眠状態を深めるポイント
■催眠暗示
・暗示効果を高める質問の仕方
■覚醒・後催眠暗示
■事後面談
・セラピーの振り返りと感想
・暗示の強化
・セラピー後に改善強化する方法
■総合練習
●別途資料
□同意書
□質問票
□セラピー用カルテ
□症例用語集
□症状別傾向例と相談例
□セラピーの失敗パターン
□暗示台本(悩み・症状別)
□前世退行誘導文
□精神科でよく使われる薬の効果と副作用
お申込みフォーム
・3日以内に「申込み完了メール」が届かない場合は、お手数ですがご連絡ください。
・講座をキャンセルされた場合キャンセル料はかかりませんが、連絡なきキャンセルは、その後一切のイベントの参加をお断りします。
●上級コース 「解く」催眠療法
上級コースでは、「解く」催眠療法のやり方を学びます。
クライエントは、様々な悩みを持って相談に来られます。
■対人恐怖
■自己改善
■鬱、気分の落ち込み
■仕事や将来の不安
■恋愛、夫婦関係
等など、一見すると別の悩みのように思えますが、悩みを生み出し、それを維持・強化していくまでの流れは、多くの場合で同じなのです。
悩みの本質・構造を利用したのが、「解く」というやり方でもあるのです。
上級コースは、個別での受講となります。
より実践的に、様々な悩みやケースに対応できるようじっくりと学んでいきます。
※上級コースは個別のみの受講です
開催日時 |
希望日時で10時間(2~3日間) |
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場所 | マインド・クリエイト事務所(京都本校) |
料金 |
10万円 ※一般社団法人日本催眠心理協会 認定(修了証) |
●内容・テキスト
■電話・メールの対応
・電話とメールの受け答え
・依頼を断る見極め
■傾聴②
・問題解決のヒントや答えを引き出す質問の仕方
■悪い催眠の解き方
・悩みの本質とは?
・パターン崩し
・回避行動
■催眠療法の極意
■総合練習