ご挨拶 〜 催眠術に対する考え方

中井英史

催眠術師・催眠心理療法士
中井英史

催眠術を習得することの魅力は

   言葉だけで幻覚を見せる技術より

      言葉だけで幻覚を見せることが

         できることを知ることである

マインド・クリエイトが目指しているもの

1.学ぶことが目的ではなく習得することを目的とする

ここ数年で、催眠術のスクールやセミナーが多く開催されるようになりました。それだけ、催眠術が広まってきたと言えるでしょう。

しかし、

「学んだだけで練習ができず結局習得ができていない」

そんな声を多く聞いてきました。
マインド・クリエイトでは、あくまで習得する事を目的としたスクールです。

だからこそ、開校当初より期間制にこだわってきました。この形で行っている催眠術スクールは、全国で当スクールだけです。

現在、多くの卒業生が催眠界で活動をしています。まずは、半年を目標に習得を目指し、そこからは自分の催眠道を切り開いていってください。

2.催眠の本質を掴む

期間制にしているのには、もう一つ大きな理由があります。それは、催眠術の学びを通して催眠の本質を掴んで欲しいと思っています。

世の中は催眠で溢れています。テレビのような催眠術もそうですが、テレビ・CM・宣伝・セールスなど、もっと広い意味で催眠を捉えると、様々な分野で活用されています。

私たちは、このような催眠によって日々影響を受けています。その中には、良い催眠もあれば、悪意をもって使われている催眠もあります。気づかなければ相手の意図通りに動かされてしまうこともあります。

世の中の催眠から身を守る。

催眠と気づかなければ抵抗なく受け入れてしまう場合もありますが、催眠だと気づけば、そこから自分で考えて、選択をして、行動をすることができます。

情報がますます増え複雑になっていく今後の世の中において、とても重要なことだと私は思います。これも催眠術を学ぶことの大きなメリットとなります。

催眠の本質を掴むには少し時間が必要です。催眠術の習得が半年でできるとすれば、催眠の本質を掴むには1年~2年程度かかります。
ちなみに私は3年程度かかりました。だからこそ、より早く催眠の本質を掴んでもらえるよう、スクールでは催眠術の枠を超えて、世の中の催眠について様々な視点から話をしています。

本質を掴むことができれば、催眠術という枠を超えて日常生活に催眠を活かせるようになるでしょう。

3.人生・生活に催眠を活かす

催眠を活かし、自分の人生・生活をますます豊かにしていく。

私が催眠を学んだことによって手にした物です。
私は、催眠術の習得はただの過程であり、その先に様々な宝物を手にすることができると強く思っています。

自分自身に使うこともできれば、大切な人の為に使うこともできれば、人の役に立つ活用法もあるでしょう。人に驚きと感動を与えることができるようにもなるでしょう。コミュニケーション力があがり、人間関係がより良くなり、人生が大きく変わることもあるでしょう。

日常生活では、「あなたは〇〇になりますよ~」という催眠術は、ショーや体験以外ではなかなか使えるものではありません。日常生活に活かし、人生・生活にも活かしていく為には、催眠術の枠を超える必要があります。

その為には、催眠術の枠を超えて、様々な視点から催眠心理を学ぶことが必要となります。

スクールでは、ショー的な催眠術だけでなく、自己催眠、催眠療法、コーチング、コミュニケーション、様々な心理を学べるカリキュラムを組んでいます。卒業する頃には、きっと催眠心理のエキスパートになっていることでしょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

催眠術の世界は、まだまだ閉鎖的で小さな世界です。テレビの催眠術のイメージが強く、勘違いをしている人や、間違った認識をしている人も多くいます。催眠術を「睡眠術」と言い間違える人も多くいます(笑)

しかし、今後はどんどん広まっていくでしょう。10年以上この世界にいて、ここ数年は特にそれを感じます。

催眠術とは何か?

特別な技術やテクニックのように思われるかもしれませんが、本質はコミュニケーションです。初めて催眠術を体験する人に、短時間で様々な催眠現象を起こしていく時、相手とのコミュニケーションを深めながら、言葉の刺激を与えていき、反応を見極めて、同じ世界観を共有して、楽しい時間を一緒に過ごすのです。

日常のコミュニケーションと何ら変わりはありません。

コミュニケーションがますます希薄化していく世の中だからこそ、催眠術の可能性に気づいていく人も増えていくことでしょう。

そして、催眠を人生・生活に活用していく人が増えていく。そうすると、今の催眠の世界とは大きくイメージも形も変わっていくことでしょう。

新たな催眠界を創造する。

これが私の催眠道です。

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