2016年 マインド・クリエイトの催眠道

12194898_846633845434728_4952286384473592420_o

 

時が経つのは早いものです。
2006年に催眠術師養成スクールを開校して、来年で10周年を迎えます。
当時は、催眠術がまだまだ広まっておらず催眠術師もごくわずか。
手探り状態で色んな活動をしてきました。
最初に開催したイベントは、参加者が5名。
それでも、遠方から仲間がかけつけてくれて、とても嬉しかったことを今でも覚えています。
そのイベントを、「催眠ライブ IN KYOTO」に改名して、場所を変えたことによって、
50名の大イベントになったこともよい思い出です。

 

現在も行っている、「1日で催眠術満喫セミナー」は、何気ない発想によって生まれました。
多くの人から、「催眠術を学んでも練習する場所がみつからない」という声を聞き、
「ならば、実践練習付きのセミナーを開催しよう」と思いやってみたところ、
大人気のセミナーとなりました。

 

うまくいかずに悩むこともたくさんありましたが、
何もないところから土地を切り開いていく、開拓者のような気持ちでやってこれたので、
とても充実した楽しい日々でした。

 

 

実は、この1年は、方向性がブレてしまい迷走していました。
何がやりたいではなく、何をすれば興味を持たれるか、を考えていたからだと思います。
そうすると、色んなことには挑戦するけど気持ちが続かない、というパターンにハマってしまいました。

 

もう、これは捨てます。
本来の「何をやりたいか」に戻ります。
自分の催眠道を突き進みます。

 

そして、ようやく、次の目指すステージが見えてきました。
来年からのテーマは、「創造する力を身に付ける」です。
言いかえれば、「催眠を自分が目指す方向性に生かす力を身に付ける」です。

 

どのようにして催眠術に興味を持つかは人それぞれです。
どのように生かしたいか?も人によって違います。

催眠術を習得したからといって、それをそのまま、他の事や日常に生かせるわけではありません。
「三つ数えるとあなたは〇〇になりますよ~」という誘導が使えるわけではありませんし、
そもそも催眠現象を起こす必要はありません。
あのような催眠術は、エンターテイメントとしての要素が強いのです。

 

 

では、どのようにすればその力を身に付けることができるのか?

 

それは、催眠の本質を掴むことです。
「催眠とは何なのか?」を自分なりに深く理解していくことです。
そうすると、自分が目指す方向性にどのように生かせるか?が見えてくるのです。
そして、それは、催眠術を学び、習得することで掴みやすいと言えるでしょう。

 

言葉だけで幻覚を見せることができるようになる。
言葉だけで幻覚を見せることができることを知る。

これらは、催眠術だからこそ得られるものなのです。
この言葉がどれほど凄いことなのか?を本当に理解したとき、
あなたにとって催眠の世界が広がっていることでしょう。
だからこそ、マインド・クリエイトでは、今後も催眠術を柱としていきます。

さらに、

●自己催眠
●催眠療法
●様々な催眠心理

 

を学び理解していくことによって、創造する力を身に付け、
自分の催眠道を突き進んで欲しいと思っています。

 

 

あと、やってみようと思っていることがあります。
それは、「エンターテイメント部門」を作ることです。

私自身は、3年程前からエンターテイメントとしての催眠術を手放してきました。
自分には合わないと感じたのと、興味が薄れてしまったからです。
それまでは依頼されたらショーもやっていましたが、
現在は、エンターティナーではないので、
依頼されたショーなどは他の催眠術師にお願いしています。

 

誤解のないように言っておきますが、催眠術を手放したわけではありません。
催眠術は、今後もずっと追求していきます。
あくまで、見せるための、ショーとしての催眠術のことです。

 

しかし、来年からのテーマを考えたとき、個人的な思いでその環境を閉ざすことは違うなと思いました。
また、エンターテイメントを追求していく人にとっては、
催眠術を習得した先に、それを披露する環境が必要になります。

 

もし、スクール生の中で、本気でその道を進みたい、という人がいれば、
「エンターテイメント部門」として、一緒に新たな挑戦をしていこうと思います。

 

「スピリチュアル部門」というのもアリかな。

 

 

どのような形になっていくのか、やってみないと分かりませんが、
マインド・クリエイトは、来年も新たな催眠界を創造していきます。

Leave a Reply

このページの先頭へ