嫉妬したBirdieさんの新作「MRI-tuning」

Birdieさんの新作DVD「MRI-tuning」を見ました。
あっと驚くメンタルマジックが詳細に解説されています。
今作も大人気で販売絶好調のようです。

https://www.frenchdrop.com/detail?id=4303

 

Birdieさんのこれまでの商品は、すべて見ています。
催眠術とマジックの融合、メンタルマジックなど、どれもが私にとって新鮮なものであり、面白くて催眠誘導にも活かせるものでした。
今回の内容は催眠術の要素はなく、メンタルマジックのみでした。

 

感想を一言でいうと「嫉妬した」です。
なぜBirdieさんが人気があり多くのマジシャンに支持されるのか、ようやくその根っこが理解できました。

 

マジックはタネが同じであっても、それを演じる人によって印象が変わるものです。
 「ふ~ん」と見るときもあれば、「面白い」と思うときがあります。
「俺のマジック凄いだろ!」という雰囲気で見せられると、見るのが面倒くさくなるときがあります。
私は、不思議な現象はマジックであることを前提にして見てしまうので、特にそうなのかもしれません。

マジックは見る専門ですが、マジシャンの知り合いが多いこともあり、素人にしては結構タネを知っています。
その中でタネを知っていても、見入ってしまうマジシャンがいます。
その一人がBirdieさんです。

 

 

今回なぜ嫉妬したのか?

 

 

正直に言えば、私はマジックには大して興味がありません。
人前でやらないので、「へー、そいうタネだったのか」と理解できれば、それで満足してしまいます。

今回の内容もとても素晴らしいもので、きっとマジシャンにとっては最高の武器になるのでしょう。
でも私にとっては、マジックよりも言葉の使い方のほうに価値を感じました。
何気ない言葉でも意図をもって使っていて、戦略的かつ無駄のない言葉運びをして、最大限の反応を引き出す。
そして、それが大事であると早くから気づき、使いこなしていたBirdieさんのセンスに嫉妬を感じました。

 

私も催眠術を教えるときに常に意識しているのですが、簡単なようでこれを実践するのはとても難しいのです。
私にとっては、マジックではなく言葉のマジックの教材となりました。

 

マジックのネタを増やすために見るのも良し。
私のように言葉のマジックを学ぶために見るのも良し。

 

どちらの視点からでも楽しめる商品なのではないかと思います。

 

 

【催眠術師養成スクール日程】
4月のスクール(27期)はスパルタ催眠術合宿
2018年 4月7日、8日  スパルタ催眠術合宿【琵琶湖】    

【第28期】催眠術師養成スクール(5/5,5/6)   
 

催眠術
https://mindcreate.com/
催眠心理療法
http://saiminsinri.com/

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