ギャンブル依存症の恐ろしさ

ここ最近、カジノ解禁法案について話題になっていますが、ニュースを聞いていると昔のことを思い出してしまいます。
そして、政治に違和感を覚えます。

 

実をいうと、私自身かるいギャンブル依存症でした。
私がハマっていたのはパチンコです。
かるいと勝手に表現しているのは、借金をするまでに至らなかったからです。
いや、ギャンブルで生活費がなくなったとき、友達にお金を借りたこともあるので、借金といってもいいかもしれません。
実際、当時を思い出しながら、サイトにあるいくつかのギャンブル依存症チェックをしてみると、どうやら当てはまるようです。

負けた金額はもはや計算していません。
高1からはじめて、30歳ぐらいまでの10数年間。
よくギャンブラーは負け分を家や車で表現しますが、まあ小ベンツぐらいは買えていると思います。

 

今は一切パチンコはやっていませんが、本当に恐ろしい病気だと思います。
特に、大学生の頃はひどかったです。

欲しいものがあっても「パチンコで勝ったら買おう」、勝った分はパチンコでさらに増やそう、負けた分はパチンコで取り戻そう、という発想になってしまうのです。
一度頭の中に「今日どうしようかな?」と浮かんできたらアウトです。
「今日は行かない」と決めても、頭の中はパチンコのことでいっぱいになり、なんだかソワソワしてきて行きたくなってくるのです。
そして、結局は「どの店にしようか?」と選択することに意識が切り替わってしまいます。

 

1年程、パチンコ屋でバイトもしていました。
客の中には、毎日のように通っていて私より重症なギャンブル依存症の人がたくさんいました。
多額の借金をしている人、他の客からお金を借りまくっている人、他の客のドル箱を盗む人、大負けして発狂する人、勝っているとき負けているときに性格が大きく変わる人。
今思うと恐ろしいことだと思いますが、当時はたいして何も感じていませんでした。
逆に、そういう人を見て「今日は勝つぞ!」みたいに発奮材料になっていたと思います。

その時のバイト代は、毎月18万円ぐらいありました。
学生にしたら多いと思いますが、貯金はほぼありませんでした。
当時、車にもハマっていたのですが、それを考えても多くはパチンコ代に消えていました。

 

そんな私が、どのようにしてパチンコを止めることができたのか?

 

それは、止めようと思って止めたわけではありません。
他にやりたい事、やるべき事が見つかったからです。
そちらに時間をかけるようになり、パチンコに行く時間が少なくなりました。
そうすると、自然にパチンコへの興味がなくなっていったのです。
結局は、やる事がなかったから、パチンコにハマっていたのかもしれません。

 

カジノ解禁法案について政治に何を思うのか?

 

まず個人的には日本にカジノができてもいいと思っています。
多少は経済の起爆剤になるでしょうし、できたら1度は行ってみたいからです。
日本人は入場できないルールになってもいいと思います。
 
 
違和感を覚えるのは、反対している政治家や政党です。
なぜなら、反対の理由として、ギャンブル依存症を増やすから、などと言っていますが、そうであれば、なぜパチンコ屋をどうにかしないのと思うからです。
まあ理由は分かっているのですが・・・

私は、パチンコにはハマりましたが、競馬や競輪にはハマりませんでした。
それは、遠くまで行くのが面倒くさかったからです。
それよりも、近くにあり店を選択できるパチンコの方がお手軽だったのです。

私からしたら、カジノよりも近くにたくさん店があるパチンコの方が、よっぽど依存症を増やす恐ろしいギャンブルだと思います。

 

以前から変わりませんが、政治家ってどこを向いて政治をしているのでしょうか?
自分のための政治、政党のための政治。
政治資金を私的に流用してもあいまい。
ギャンブルなんかよりも、志のない、国家観のない、国益を考えない政治家を排除する政治家の規制法をまず作って欲しいものです。

 

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