あの頃に戻りたいのではなく、あの頃の感情に戻りたい

人生には波があり、良いときもあれば悪いときもあります。
そんな風に人生を歩みながら、死ぬときに「生まれ良かった!」と心から思える人生にしたいものです。

 

今が悪いときだと「あの頃に戻りたい」と思う人もいるでしょう。
でも、悪いときがあるからこそ良いときがあると思えば、今は過程であり、良い未来を創造していくエネルギーとなります。
だからこそ私は「あの頃に戻りたい」とは思いません。
子供の頃は毎日が楽しかったし、大学生の頃は自由に好き放題やっていたけど、戻りたいとは思いません。

正直にいうと、24~25才ぐらいのときは「あの頃に戻りたい」と思っていました。
辛いこと嫌なことがたくさん起こり、人生のどん底だったときでもあります。
今ならあの時期は自分にとって大切であり、だからこそ今の自分があると思えるのですが、あのときの自分はそうは全く思えず、戻りたいというより逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。

 

あえて戻りたい時期を挙げるとすれば、この世界に出会ってからの3年間です。
この話は何度かしていますが、私と催眠との出会いは衝撃的でした。
仕事中に歩いていると、いきなり「催眠」というキーワードが頭の中に入ってきたのです。
カミナリのような強烈な刺激が頭に落ちてきた、という表現が自分にとってしっくりきます。
そこから感じるままに行動していたら、仕事として始めることになりました。

この話はこれまで誰にもしていなかったのですが、最初にその衝撃があってから、3年ぐらいは脳が痺れているような感覚が続きました。
まるで覚醒したような状態で、ワクワクした気持ちが止まらず、毎日が楽しくて充実して、様々な感覚が鋭くなって常にアンテナが立っているような状態でした。
その頃の生活は決して裕福ではありませんでした。
今だから言えますが、風呂もないボロアパートに住んでいましたし、カレーを大量に作って1週間のうち3日ぐらいは食べてました。
私のスペシャル貧乏料理を紹介すると、カレーが残り少なくなったら水を足してダシを入れてカレーうどんにして食べます。
その残りの汁を残しておいて、今度は片栗粉を入れてとろみをつけ、和風カレーにして食べます。
そんな生活をして、残りのお金を勉強代につぎ込んでいました。
さすがに今はそんな生活したくありませんが、あの頃はそんな貧乏生活も楽しんでいました。

 

今でも感情や感覚は続いているのですが、あの頃ほどではありません。
あの頃に戻りたいとは思いませんが、あの頃の感情に戻りたいとは少し思います。
でも、またいつかあのような衝撃を受けるときがくると信じています。
実は皆さんも、あの頃に戻りたいと思うときは、感情を取り戻したいと思っているのです。

 

うまくいっていないときほど、過去に焦点を当ててしまうものです。
もちろん過去に戻って現在を変えることはできません。
過去の思い出を振り返ることは大切かもしれませんが、過去に意識を向けて囚われることは意味がなく無駄なことです。

 

未来に意識を向けましょう。
辛い経験も過程なのですから。

未来を創造しましょう。
あなたの潜在意識はそうなるために力を与えてくれるから。

もっとわがままに生きましょう。
あなたの人生はあなたのものであり、どんな未来も創造できるのですから。
周りの評価を気にせず、自分が信じた道を、ときには人に助けてもらい、人に感謝して、突き進んでみてください。

 

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