催眠術Q&A「どうすれば催眠術に掛かれるの?」

催眠術の素朴な疑問にお答えします。

 

なぜ私は催眠術に掛からないの? どうすれば催眠術に掛かれるの?

何度か催眠術を体験しても掛からなかった、自分が望む催眠術に掛からなかった。
そういう人の中で、このように強く訴えてくる人がいます。

 

ここでの「催眠術に掛かる」とは、テレビで見るような面白い催眠現象が起こること、としておきます。
いくつか現象を挙げておくと、

・椅子から立てなくなる
・声が出なくなる
・ペンが転がると笑ってしまう
・飲み物の味が変わる
・名前を忘れてしまう
・好きな芸能人が目の前に現れる

などがあります。

 

テレビで見る催眠術はまるで魔法のようです。
「一度はガッツリ掛かってみたい」
恐怖心がない人であれば、多くの人はこのように思うのではないかと思います。
私自身、掛かりやすいタイプではないのですが、どうしても幻覚を見たくて3日間徹夜をしたこともあるぐらいです。

残念ですが、催眠術に掛かりやすいかどうかは、その人の能力や性格的な要素が大きくて、何度か体験して掛かりにくければ、その後大きく掛かり方が変わるものではありません。
私の場合は、学んでいる内にそのことを理解でき、少しずつ興味がなくなり諦めました。
今では、現象が起こることには全く興味がありません。

 

このように説明すると落ち込む人がいるかもしれませんが、それは催眠術に対して誤解をしている場合もよくあるので、そんな人はここからの説明をよく読んでみてください。
多くの場合は、ただ単に催眠術に掛かりたいというだけでなく、その先に求めているものがあります。

●悩みを解決したい
●自己催眠を身に付けたい
●自分を変えたい

あんな魔法のような催眠術を見れば、掛かることによってこれらが出来ると思うのは仕方ないですよね。
でもあれは、エンターテインメントとしての現象であって、面白おかしく見せるためにやっているものなのです。
そして、基本的に掛かってもすぐに解けてしまいます。
ですから、これらを求めているのであれば、別に催眠術に掛かる必要はありません。

 

催眠術は大きく三つのポイントで掛けていると思ってください。

①催眠状態を深める
②暗示を入れる
③催眠現象を起こす

訴えてくる多くの人は、③を求めているのです。
でも、その先に上記のことを求めているのであれば、③は必要ありません。
①と②が重要になります。
催眠療法も、自己催眠も、催眠を生かして自分を変えるのも、①と②のポイントを使います。
そして、①と②は人によって違いはあれど、誰でも何度も経験しています。

催眠現象は起こりやすい人そうでない人がハッキリとしていますが、催眠状態は誰でもトレーニングしだいで深めていくことができますし、自分でコントロールできるようにもなります。
暗示の入れ方は様々な方法があり、暗示を強化する方法があります。

 

最後に、催眠術に掛かりやすくなるポイントをお伝えしておきましょう。

●誘導を分析しない、考えない
●誘導を素直に受け入れる
●「私を好きにして~」という気持ちで体験する

掛かるフリをするのもいいですね。
「掛かったらこんな感じかな~」とイメージしながら演技をしていると、いつの間にかそれが本当の現象になることもあります。

 

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